芥川賞候補作『あくてえ』を超える衝撃作、山下紘加『でも、ほしい』が11月21日発売

U-NEXTは、デビュー10年を迎えますます進化を続ける山下紘加さんの小説を、11月21日（金）より全国の書店にて発売いたします。

最新作『でも、ほしい』は、現代女性の「ほしい」という欲望と、恋愛、結婚、出産に付随する葛藤を鋭く描き、強烈なリアリティを持つ意欲作です。また、本作へは、今年筆業40周年を迎え、山下さんのデビュー時の選考委員でもあった山田詠美さんが帯推薦文を寄せてくれています。

山下紘加『でも、ほしい』

https://video.unext.jp/book/title/BSD0001068497

夫との間に子供がほしい中原多恵は、秘密裏に精子を購入する。一方、仕事一筋で恋愛から遠ざかっていた同級生の雑誌編集者・守山みつきは、マッチングアプリで毎日のように理想の相手を探求する。さらには、推し活のためなら身体を売ることも厭わない20歳の安西桃と、夫への愛ゆえに妊活に励む田崎侑美。

恋愛、結婚、出産に対する動機も熱量も異なる女性4人の、欲望と葛藤を描く衝撃のドラマ。

山下紘加（やました・ひろか）

1994年生まれ。2015年「ドール」で文藝賞を受賞しデビュー。22年「あくてえ」で第167回芥川賞候補に。主な著作に『エラー』『煩悩』『可及的に、すみやかに』などがある。

書誌情報

書名：でも、ほしい

著者：山下紘加

仕様：B6判／並製／176ページ

発売⽇：2025年11月21日

税込定価：990円（本体900円）

ISBN：978-4-910207-65-0

装画：タカヤママキコ

装丁：森敬太（飛ぶ教室）

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