U-NEXTは、エンターテイメント小説で人気の白川紺子さん、内藤了さんの小説を、8月20日(水)より全国の書店にて発売いたします。本書は同日創刊のU-NEXT初のレーベル「千夜文庫」文庫の第1弾です。
レーベル「千夜文庫」は、「千の夜を物語とともに」をキャッチコピーに、大人を寝不足にさせるエンターテイメント小説を続々刊行予定です。
第1弾である白川紺子さんの『雪華邸美術館の魔女』は、1955年の御殿場を舞台に、ひとりは令嬢、ひとりは孤児として育った双子姉妹の再会からはじまる物語。時代の光と翳を内包したかのような絢爛たるアンティークミステリーをお楽しみください。
内藤了さんの『火之神の奉り』は、著者の地元である長野を舞台に、過去と現在が交差する一大伝奇ホラーです。災厄の年に生まれ落ち、その命を鎮めとする宿命を背負った少女の闘いをご覧ください。
『雪華邸美術館の魔女』
https://video.unext.jp/book/title/BSD0001018295
《あらすじ》
昭和30年。東京の養育院で暮らす16歳の小百合は呆然とした。自身が元華族・雪宮家から誘拐された令嬢だと告げられたのだ。当主で双子の姉でもある撫子の暮らす御殿場に身を寄せた小百合。孤児から令嬢へと一変した生活に戸惑いつつも、撫子との距離をゆっくり縮めていく。そんな雪宮家には時折思わぬ客が訪れる。その理由は代々の当主が蒐集してきたいわくつきの美術品にあるようで……?
白川 紺子(しらかわ・こうこ)
https://video.unext.jp/browse/credit/PER0648790/PRN0370582
三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌cobalt短編新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞(現ノベル大賞)受賞。著書は『下鴨アンティーク』『契約結婚はじめました。~椿屋敷の偽夫婦~』『後宮の烏』シリーズ(集英社オレンジ文庫)、『海神の娘』シリーズ(講談社タイガ)、『京都くれなゐ荘奇譚』シリーズ(PHP文芸文庫)、『花菱夫妻の退魔帖』シリーズ(光文社キャラクター文庫)、『烏衣の華』シリーズ(角川文庫)など。
書誌情報
書名:『雪華邸美術館の魔女』
著者:白川紺子
仕様:文庫/296ページ
発売⽇:2025年8⽉20日
税込定価:880円(本体800円)
ISBN:978-4-86843-000-1
カバーイラスト:マツオヒロミ
カバーデザイン:鈴木久美
カバー・本文フォーマット:鈴木久美
『火之神の奉り』
https://video.unext.jp/book/title/BSD0001018294
《あらすじ》
母親の入院を機に長野西宮高校に転入した神代江姫は戦慄した。そこは何百年に亘って怨霊が蠢く土地だったのだ。自分以外が鎮魂の神楽を舞えば演者は必ず死ぬと予言された彼女は、文化祭恒例の神楽を舞う羽目に。銀竜と呼ぶ眷属に励まされ、古の武神による猛訓練を受ける江姫。己の能力に目覚めた彼女は次々と襲い来る邪鬼に神舞を挑むが!さらに江姫をつけ狙う謎の悪鬼が牙を剝き――。
内藤 了(ないとう・りょう)
https://video.unext.jp/browse/credit/PER0280877/PRN0292251
長野県出身。長野県立長野西高等学校卒。2014年、「ON」で第21回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。同作を改題した『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。16年、同シリーズがテレビ化される。以降、緻密な取材に基づく、大胆なストーリー展開が多くの読者を魅了する。著書に「憑依作家雨宮縁」シリーズ「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ「警視庁異能処理班ミカヅチ」シリーズ等多数。
書誌情報
書名:火之神の奉り
著者:内藤了
仕様:文庫/336ページ
発売⽇:2025年8⽉20日
税込定価:935円(本体850円)
ISBN:978-4-86843-001-8
カバーイラスト:禅之助
カバーデザイン:名和田耕平デザイン事務所
カバー・本文フォーマット:鈴木久美
文庫レーベル立ち上げの背景は、こちらでご紹介しています。
「時代の流れとは逆かもしれない」U-NEXT出版部門が、今“エンタメ文庫レーベル”に挑戦する理由
https://note.com/unext_co/n/n9580ee0dc891
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