太田忠司の長編『喪を明ける』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始
太田忠司の長編『喪を明ける』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始
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2022/08/26
ニュースリリース

太田忠司の長編『喪を明ける』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始

U-NEXTは、『麻倉玲一は信頼できない語り手』(徳間文庫)が全国書店の売上ランキング上位に入るなど話題作を手がける作家・太田忠司の長編『喪を明ける』を、U-NEXTのオリジナル書籍として2022年8月26日(金)より配信開始いたします。U-NEXTの月額会員の方であれば「読み放題」でご覧いただけます。

太田忠司『喪を明ける

妻に先立たれた父・卓弥と、その息子で、妻子と別れ実家に戻ってきた優斗の八年ぶりの同居が始まる。靴職人でぶっきらぼうの父と、今は定職に就かず様々なアルバイトで暮らす息子の共同生活は、ぎこちなく、気まずい。新たな出会いと、それぞれが抱える喪失感。「わからないまま生きていく」――。大地震、疫病、変災を経て、AIや移民の問題を抱える近未来の日本を舞台に、理不尽と向き合おうと模索する人間を描いた物語。

<著者プロフィール>

太田忠司(おおた・ただし)

1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年、『帰郷』が「星新一ショートショート・コンテスト」で優秀作に選ばれる。『僕の殺人』に始まる〈殺人三部作〉などで新本格の旗手として活躍。2004年発表の『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞受賞。〈少年探偵・狩野俊介〉〈探偵・藤森涼子〉〈ミステリなふたり〉など多くのシリーズ作品のほか、『奇談蒐集家』『星町の物語』『名古屋駅西 喫茶ユトリロ』など多数の著作がある。また、『麻倉玲一は信頼できない語り手』で第8回徳間文庫大賞を受賞し話題となる。

◆作品一覧はこちらからご確認ください。

『喪を明ける』の冒頭部分の試し読みをこちらで公開していますので、ぜひご覧ください。

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U-NEXTオリジナル書籍の一部は、Kindleストア、Apple Booksでも販売しています。藤井清美『#ある朝殺人犯になっていた』、チョン・ミジン『みんな知ってる、みんな知らない』、秋吉理香子『息子のボーイフレンド』、小野美由紀『路地裏のウォンビン』、柴田哲孝『ジミー・ハワードのジッポー』、藤野千夜『団地のふたり』は紙の書籍としても販売していますので、ぜひ全国の書店でもお買い求めください。