大前粟生の書き下ろし小説『話がしたいよ』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始
2021/08/20
ニュースリリース

大前粟生の書き下ろし小説『話がしたいよ』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始

U-NEXTは、大前粟生の青春小説『話がしたいよ』をU-NEXTのオリジナル書籍として2021年8月20日(金)より配信開始いたします。U-NEXTの月額会員の方であれば「読み放題」でご覧いただけます。

大前粟生『話がしたいよ』

同調圧力を同調圧力として割り切れない中学生の姿を活写した青春小説

中学二年生の僕は、「大人みたい」と友達に評され、口惜しいが、自分でもそう思っている。だから、幼馴染のケンケンが坂本にいじめられていたって、器用にクラスの空気を読み、「なんでもない」とやりすごす。やがて、文化祭のシーズンがやってきて、半強制的に主役にされたケンケンは、ある行動に打って出る――。閉塞感と退屈が支配する生活、大人になる手前にいる登場人物たちをリアルに描きだした、新時代の青春小説。

<著者プロフィール>

大前粟生(おおまえ・あお)

1992年生まれ。小説家。京都市在住。

著書に『のけものどもの』(惑星と口笛ブックス)、『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(書肆侃侃房)、『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』『おもろい以外いらんねん』(河出書房新社)、『岩とからあげをまちがえる』(ちいさいミシマ社)などがある。近刊『ハルには はねがはえてるから』(亜紀書房)では、漫画家・宮崎夏次系との共作で話題となる。

◆作品一覧はこちらからご確認ください。

『話がしたいよ』の冒頭部分の試し読みをこちらで公開していますので、ぜひご覧ください。

U-NEXTのオリジナル書籍一覧はこちらからご確認いただけます。

U-NEXTオリジナル書籍の一部はKindleストア、Apple Booksでも販売しています。また、藤井清美『#ある朝殺人犯になっていた』、チョン・ミジン『みんな知ってる、みんな知らない』、秋吉理香子『息子のボーイフレンド』、小野美由紀『路地裏のウォンビン』は紙の書籍としても販売しています。ぜひ全国の書店でもお買い求めください。