朝倉かすみの最新作『令和枯れすすき』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始
朝倉かすみの最新作『令和枯れすすき』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始
twitterfacebookhatenalinkedin
2022/07/01
ニュースリリース

朝倉かすみの最新作『令和枯れすすき』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始

U-NEXTは、映画化も決定した山本周五郎賞受賞作『平場の月』の著者・朝倉かすみの最新作『令和枯れすすき』を、U-NEXTのオリジナル書籍として2022年7月1日(金)より配信開始いたします。本作は5編からなる短編シリーズの第一作で、今後4ヵ月おきに新作を発表予定です。それぞれ独立した短編小説でありながら、シリーズとして共通して“昭和世代”を描いています。U-NEXTの月額会員の方であれば「読み放題」でご覧いただけます。

朝倉かすみ『令和枯れすすき

わたしの手には粗い手描きの地図がある。あの人が書いたものだ。変わった風体の、毎週金曜に決まって日雇い派遣の事務所で会う、名前も知らないあの人。地図の目的地を、あの人は「ずっとのおうち」と言った。わたしは心から信じていたわけではない。けれど嘘のような本当の話で、今わたしの目の前にそれはある。そして、おそらくあの人はこの「ずっとのおうち」の中で…。短編小説の名手・朝倉かすみが贈る濃密で芳醇な掌編世界。

<著者プロフィール>

朝倉かすみ(あさくら・かすみ)
1960年北海道生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞を、04年「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞を受賞し作家デビュー。09年『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞、19年『平場の月』で第32回山本周五郎賞を受賞。他の著書に、『ロコモーション』『静かにしなさい、でないと』『満潮』『にぎやかな落日』など多数。

◆作品一覧はこちらからご確認ください。

『令和枯れすすき』の冒頭部分の試し読みをこちらで公開していますので、ぜひご覧ください。

U-NEXTのオリジナル書籍一覧はこちらからご確認いただけます。また最新情報は書籍の公式Twitterアカウント(@UNEXT_publish)でご確認ください。

U-NEXTオリジナル書籍の一部は、Kindleストア、Apple Booksでも販売しています。藤井清美『#ある朝殺人犯になっていた』、チョン・ミジン『みんな知ってる、みんな知らない』、秋吉理香子『息子のボーイフレンド』、小野美由紀『路地裏のウォンビン』、柴田哲孝『ジミー・ハワードのジッポー』、藤野千夜『団地のふたり』は紙の書籍としても販売していますので、ぜひ全国の書店でもお買い求めください。